【千葉県松戸市】行列のできる人気店 古民家の北欧菓子店『pikku kukka』

Yahoo!ニュース エキスパート 地域クリエイター(松戸市)担当として投稿した記事を、リライトして公開しています。

松戸市内で行列が絶えないお店というと『中華蕎麦とみ田』『兎に角』『パン焼き小屋Zopf(ツオップ)』などが思い浮かびますよね。

そして、松戸駅東口のイトーヨーカドーのある通りに土曜日だけ列のできる『pikku kukka (ピック クッカ)』をご存知でしょうか?

築60年を越える古民家を改装した、北欧テイストの焼き菓子屋です。カフェはすぐに予約が埋まってしまい、お菓子の販売日は行列ができる話題のお店なんです。

整理券配布システム

お菓子販売の日は、ピーク時間のみ整理券配布制となっています。11時から整理券が配布され、12時から1時間は整理券のお客さんのみが利用可能、13時以降になると誰でも入店可能です。

今回13時過ぎに行ってみると、すでに道路の脇に列ができていました。お店の存在は知っていたのですが、これほどの賑いとは思わず、ひとまず列に並んでみます。

しばらく並んでいると、やっとお店の外観が見えてきました。店内はあまり広くないため、入れる人数が決まっています。次の人がお店を出てから、先頭の人が入れる仕組みです。

北欧風のシンプルでありながら洗練されたおしゃれさを感じる店内が覗けます。

入口付近には自然栽培のお茶やハーブなどが並び、奥のレジ横にはお菓子が並びます。個包装の焼き菓子類は自分で手に取りかごに入れて、タルトやキッシュなどは店員さんに希望を伝えるシステムです。

土曜日のみ営業かつ行列に並ぶとあってか、かごいっぱいに購入しているお客さんが多い印象でした。

購入品

りんごのシブースト(550円)

一見クレームブリュレのように見えるこちらは「シブースト」というフランス発祥の洋菓子。

表面がカラメル状に焦がされているので、クレームブリュレ同様パリパリしているかと思ったのですが、カスタードクリーム、ゼラチン、軽く泡立てた卵白に熱したシロップを加えて作る「クレーム・シブースト」という甘いクレームの表面を焦がしているだけなので、スフレのようなふわふわ食感でした。

中にはりんごのコンポートのようなものが入っていて、一番下はサクサクのタルト生地です。とっても魅力的なお菓子ですね。

オレンジ&アールグレイタルト(500円)

季節のタルトはほかにも、いちじくのシブーストやモンブランなど、そのときの旬の果物を使ったものが複数種類並びます。

今回手に取ったのは「オレンジ&アールグレイ」のタルト。オレンジの酸味やアールグレイの茶葉の心地よい苦みがあり、お菓子にしては斬新な味わいです。

サクサクタルト生地が美味しい。宝物感ある見た目もグッドですね。

キッシュ スモークサーモン&クリームチーズ(680円)

写真では伝わりにくいですが、どっしりと食べごたえのあるキッシュです。バターのいい香り。

スモークサーモンの味付けが、しっとりとした生地によく合います。まず生地自体が美味しい、そしてたっぷり入った具材も美味しい。

キッシュはほかにも

  • いちじく&ハニーゴルゴンゾーラ
  • エビのトマトクリームソース
  • アボカド&バジルチキンのジェノベーゼ

など日によってラインナップが異なります。

レモンケーキ(350円)、パウンドケーキ(280円)

ここからは個包装で日持ちする手に取りやすいお菓子です。

『レモンケーキ』は松戸のレモンファーム「鵜殿シトラスファーム」のマイヤーレモンをたっぷり使っています。甘さはあまりなく、けれど「酸っぱ!」という感じではなく、爽やかな酸味です。

続いて『パウンドケーキ』はいくつか種類があり、今回は「ほうじ茶」。しっとりした生地にしっかりと味がついています。見た目からは気づかなかったのですが、中に栗が入っていて、これがまた美味しい。

並んででも買いたい素朴なお菓子

焼き菓子は1つ220円ほど、タルトやキッシュは1つ550円ほど、小ぶりなのでお高く感じるかもしれませんが、お客さんはみなさんカゴいっぱいに買っていて、人気ぶりが伺えました。

特に季節のタルトやキッシュが人気で、整理券配布以降の時間帯には売り切れになってしまうことも。土曜日のみ営業で時間も限られていますが、ぜひ一度お時間のあるときに足を運んでみてくださいね。

基本情報 pikku kukka (ピック クッカ)

住所: 千葉県松戸市松戸1151−2
営業日・時間:土曜日 12:00〜17:00

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