ノマドの聖地ジョージアはまだ安い?1ヶ月の生活費とリアル出費【2025】

海外ノマドを目指すなら、一度は気になるのが「ジョージアって本当に安く暮らせるの?」という話。

「月10万円で暮らせる」と聞いてワクワクしていましたが、2025年の今、本当に「月10万円で暮らせる」国なのでしょうか?

そこで今回は、ノマドニア生としてジョージア・トビリシで1ヶ月過ごしたリアルな生活費をまとめました。

どんなところにお金を使い、どうすればもう少し抑えられたのかも正直に書いています。

この記事でわかること
  • 実際にかかった1ヶ月の生活費
  • 何にどれくらい使っていたかの内訳
  • 次回ならこう節約できるという学び

「これからノマドになりたい」「海外で働きながら暮らす生活に憧れている」

そんなあなたに、現実的な目線で解説していくので、ぜひ参考にしてくださいね。

この記事がおすすめの人
  • これから海外ノマドを始めたい
  • ジョージアを拠点にしてみたい
  • ノマドニア・ジョージア開催に参加予定/興味がある
  • 2025年最新のリアルな情報が知りたい

ジョージアの生活費は「月10万円以内!?」物価は上昇中だが、まだノマドしやすい国

ジョージア1ヶ月の生活費まとめグラフ

私が実際に1ヶ月滞在した際の出費は、合計9万3,953円でした。

詳細が見たい方はこちら

もちろん生活スタイルによって差はありますが、カフェ作業をメインにしながら、家賃・食費・通信費を含めてもこの金額で収まりました。

生活費のポイント
  • 光熱費は家賃に含む(Booking.com/Airbnb)
  • 食費は複数人で割り勘
  • 作業場所のカフェ代が発生
  • レートにより変動
  • 円→(ドル)→ラリの手数料は含まれていません

ちなみに、日本・千葉県で一人暮らしをしていたときの生活費は、月15〜16万ほど(家賃・食費・光熱費・通信費)。

もちろん、「贅沢しなければ生活できる」という前提ですが、同じようなクオリティの暮らしをこの金額で維持できるのはかなり魅力的です。

特に「ノマド初心者が試しに1ヶ月滞在してみる」のに最適な国だと感じました。

ちなみに、1か月の間に発生した小旅行や観光などのアクティビティを含めると、合計10万6,333円という結果でした。そこそこ遊んでも安いですね。

ジョージア1ヶ月の生活費内訳【リアル出費を公開】

続いて、具体的に何にどれくらい使っていたの?を解説していきます。

生活のイメージも掴めるように記載しているので、参考にしてみてください。

家賃・光熱費(シェアハウスで節約)

ジョージアの生活費、1ヶ月の家賃まとめ表
移動費は食費・家賃などそれぞれに含めています

1か月の家賃の合計は55,274円(光熱費・Wi-Fi込み)。

1週間はドミトリー(Booking.com)、3週間は4人でシェアハウス(Airbnb割り勘)を利用しました。

立地はマルジャニシヴィリ駅から徒歩20分ほど。

食費・外食

外食

食費と日用品を含めて30,762円でした。日用品はシェアハウスで割り勘(1人1600円ほど)だったのでまとめています。

食費は大きく分けて

①外食に行く
②パン・惣菜など出来合いのものを利用する

どちらかになるケースが多かったです。たまに自炊していましたが、もう少し自炊の割合を上げれば抑えられそうです。

なお、カフェ利用は作業費として別に算出しています。

1日のイメージ
  • 朝食

    ヨーグルト・フルーツ・パン

  • ラベル
    昼食

    外食

  • ラベル
    夕食

    パン屋のパン・惣菜・パスタ茹でたりインスタント麺

外食

割り勘で平均1,200〜1,300円ほど。お酒を飲んでいる日も含めているので、「これだけ飲み食いして1,000円ほど!?」と、日本の感覚でいるとびっくりするほど安く感じまし

ただ、安いといっても頻繁に行っているとやはりそこそこの出費になりますね。

今月はノマドニアのワークショップ後そのままみんなで食べに行く流れが多かったので、来月からはもう少し減りそうです。

出来合いのものを食べる

トビリシは至る所にパン屋さんがあります。1個(100〜200円)ほど。

1個が大きくて昼夜2食分になったりするので、コスパは良かったです。

しかし、パンに飽きる方は大変かもしれません。

ほかには、ケバブのような中東料理「シャワルマ」をよくテイクアウトしていました。

野菜とお肉が摂れて、お腹に溜まるので、周りの同期も「困ったらシャワルマ」という感じで重宝していました。

大きなサイズ(1個12ラリ・670円ほど)を買って昼夜分にするのがおすすめです。

何食べてた?
  • パン屋のパン
  • シャワルマ
  • インスタント麺:パンに飽きたら
  • 家でパスタ茹でる
食費購入品
物価例(更新します)
  • ヨーグルト:日本で売っているような4個パックの1個 1.2ラリ(67円)
  • 牛乳 2.95ラリ(164円)
  • トイレットペーパー12ロール 7.95ラリ(443円)

カフェ代(作業場所)

カフェ代(作業場所)

ノマドに欠かせない作業場所。カフェを利用して4,594円でした。

コーヒー1杯が390〜500円ほどです。

シェアハウスのリビングで作業する日が多く、たまに気分転換でカフェを利用していました。

通信費

通信費はジョージアの大手通信キャリアの1つ「Magti」の、データ無制限・電話番付きプランを利用しました。

30日間の利用で、空港で購入すると60ラリ(3,347円)、街中で買うと45ラリ(2,510円)です。

日本の格安SIMと比較すると

・楽天モバイル無制限:3,278円
・ahamo 30GB:2,970円

「Magti」はアプリからギガの追加やプランの変更が簡単にできるので、自分に合うプランを利用すればもっと抑えられそうです(検証したらまとめます)。

交通費

交通費

交通費は今回「食費」「家賃」など、移動が発生したタイミングに含んでいるので、交通費単体では算出していません。

トビリシ市内の移動手段は主に

①Boltタクシー
②地下鉄/バス

今回は主にBoltタクシーを利用しました。空港‐市街地までと、宿引っ越しのための移動、遠くの飲食店に行く際などに利用。

料金は2kmで約334円。日本のタクシー(初乗りで600円ほど)と比べると、はるかに利用しやすい価格です。

複数人で乗車して割り勘すれば、さらに安く済みますよ。

ちなみに公共交通機関(電車・バス)は一律1ラリ(約55円)で、こちらも良心的です。

トビリシ市内は、移動にかかる費用は心配しなくてよいと言えるでしょう。

思っていたより高かった/安かったポイント

実際に1ヶ月生活してみると、「思っていたより高かった」と思うこともあれば「思っていたよりも安く済んだ」と感じることもありました。

たとえば、カフェ代は日本とあまり大差なく、交通費は日本と比べるとはるかに安く感じます。

カフェ代は日本とほぼ変わらず?

カフェ代・コーヒー1杯500円ほど。日本のカフェとほぼ同じ価格です。

ただ、日本のカフェと異なり長時間滞在が可能なこともあるので、「ワークスペース」として利用するなら十分お得かなと感じます。

頻繁にカフェで作業するとしたら、気になる出費になりそうです。

交通費は安い

Boltタクシーを利用して、30分の乗車で523〜620円ほど。4人で乗って割り勘すればさらに安くなります。

日本のタクシーと比べると、安くてびっくりしませんか?

地下鉄/バスの場合も、1回1ラリ(約55円)で乗車できます。

こうすればもっと節約できた!実践的なコツ

1か月過ごす中で、「ここはもう少し減らせた」と思うポイントがいくつか出てきました。

家賃、食費、カフェ代(作業場所)、通信費の項目別に紹介します。

家賃:現状5万5,000円

  • Airbnbで根気よく探せば、一人暮らしでももう少し抑えられた気がします
  • 自分の快適さが優先なので、減らしすぎても良くない項目
  • 同期はAirbnbで数週間滞在していた場所を、1ヶ月単位で延泊したいと交渉したところ少し割引してもらったとのこと。気に入った場所がみつかれば、それも方法の1つ
  • 長期的に考えるなら、Airbnbより長期契約したほうが安いかもしれません

食費・日用品:現状3万円

  • 消耗品や調味料などはシェアハウスで折半したので安く済みました
  • 外食が多い月だったので、自炊の回数を増やして、どのくらい節約できるか記録してみます

カフェ代:現状4,500円

たまにはいいかもしれませんが、もう少し頻度を抑えたいです。宿で作業できる環境を整えるとよさそう。

通信費:現状3,300円

Magtiの契約プランを見直してみます。現在は無制限プランですが、実際は宿やカフェのWi-Fiを使うことも多かったので、自分に適切なプランに。

ジョージアの生活費は節約次第で月10万円生活も可能、ノマドにとってまだ「聖地」と言える!

ジョージア・トビリシで1か月生活したところ、生活費は9万3,953円(アクティビティを含めると10万6,333円)という結果になりました。

「月10万円で生活できるってほんまかいな?」そんな疑問から始めて、実際に1か月の出費をすべて記録してみました。

結果、外食や交際費が多くても10万円以内に収まっていたので驚きでした。

しかし、2025年のジョージアは「激安」ではなく「まだ比較的安い」くらいの体感

本当に「月10万円」で長く暮らすなら、工夫が必要だなと感じました。

これからノマド生活を始めたい人にとって、ジョージアは「最初の一歩」にちょうどいい場所かもしれません。

1か月過ごしてみて「ここはもう少し減らせそう」がわかってきたので、次は「どこまで快適に・どこまで節約できるか」をまた検証してみたいと思います。

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